既婚者の大切な人は愛人?恋人? [性愛]
使われていたような気がしますが、今は愛人という言葉自体があまり日常
では使われなくなったように思います。
それこそ一昔前には「ホテル」とか「愛人」「さざんかの宿」なんて感じ
で、愛人をテーマにした歌がたくさんありましたが、最近は全く聞かない
のと何か関係があるのかな?
以前に某芸人が愛人発覚と週刊誌に書かれた時、既婚者じゃないんだから
愛人ではなく、恋人と書いてくれと言っていましたから、既婚者の恋愛の
相手は愛人、独身者の場合は恋人という表現が適切であるというイメージ
があったのだと思います。
それとは別に、金銭関係を伴なう場合を愛人と表現する場合もあるような
気がするので既婚者であっても、純粋に恋愛をしている人は反発を感じる
イメージという事もあるので、愛人という表現はみかけなくなったのかも
知れないですね。
そういえば、25年ぐらい前には「愛人バンク」というのが、随分と大きく
取り上げられて、そこの代表者の女性(実は裏に黒幕がいた)がテレビの
インタビューなんかを受けていたりして、なんじゃこりゃ?と、不思議な
感覚で放送内容を見ていた覚えがあります。
当時は癒しなんて言葉は使っていませんでしたが、要するに若い女性との
月極め契約によって、女性とのセックスが出来る上に、お手当は定額制で
家庭以外にも癒しの場を提供して何が悪い、みたいな話でしたからね。
自分で愛人を探す手間が省けて、さらに契約が終われば全くの白紙状態に
戻せるので手切れ金などの問題もないというのを商売上の特典として話を
していましたから、潰されるのも時間の問題だなと思っていたら案の定、
代表以下、従業員も契約愛人も売春防止法違反で検挙されました。
元々、月間契約の契約愛人なんて、どう考えても売春の斡旋に該当するに
決まっているじゃないですか、それを予測することもできないような代表
なんて、あまりにも素人過ぎだよな~と思っていたら、この代表を愛人に
していた本当の経営者(パトロン)がいたというような話もなにかの雑誌
で読んだような気がしますが…記憶が曖昧です。
この「夕ぐれ族」の顛末は、バスボン(シャンプー)のCMでアイドルに
なった、松本ちえ子さんが主演して、にっかつの映画にもなっています。
もしかして、復刻版のDVDとかあるのかな?
というような話はともかくとして。
なんだかんだで、愛人という言葉にネガティブなイメージが強くなったと
いうことで、単にセックスを主にした関係はセックスフレンド(略して、
セフレ)と呼び、もう少しパーソナルな部分まで踏み込んだ関係の場合は
既婚者であっても恋人という表現が一般的になったのかもしれませんね。
セックスレスの夫婦が、お互いに恋愛感情も感じないままに空疎な日々を
送るぐらいならば、戸籍上の恋愛である結婚の枠を超えて、心と体だけは
それぞれに別の恋愛を楽しんでもいいと私は思います。
そういう関係だとしたら、生活のためだけの同居者よりも、余程、本来の
意味合いの恋愛が成立しているわけであり、恋人という表現で間違っては
いないというように思います。
人それぞれの恋愛感は違いますから、絶対的な定義は難しいでしょう。
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