セックス夢遊病：LOVERS ― 愛したい・愛されたい

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セックス夢遊病　[性愛] [編集]

眠りながらというか、本人は何をしたのか全く認識も記憶もないままに、
セックスしてしまうというセクソムニア（セックス夢遊病）という病気が
以前にニューズウィーク誌で紹介されていました。

夢遊病は専門用語では、睡眠時随伴症という病名になるそうで、車の運転
をしたり、ものを食べたりするなどの行動が一般的なものの中には性行為
を行なうケースもあるようで、性的な夢とは異なり実際に行動してしまう
ので、非合意の性行為や性交相手の体や心を傷つけるなどのトラブルへと
発展する場合もあるようです。

実際に報告された症例は少ないものの、実際に症状が出ている数は報告数
をはるかに上回ると推測されているみたいですから、もしかしたら自分の
周囲にもいるかも知れません。

なぜ、そういうことが起きるのか？と言うと、深い眠りに入っている状態
の時に何らかの原因で体を動かす領域だけが覚醒し、重要な思考・判断を
つかさどる領域は眠ったままの時に起こるものなんだそうで、歩行・食事
性的行為など原始的な機能だけが動いてしまうからのようです。

睡眠不足やアルコールの飲みすぎなどの際に、体だけが動いて脳は寝ると
いう状態になりやすいので、このような時に起こりやすいということが、
言えるみたいですから、毎日の睡眠時間が短い人は要注意でしょうね。

この病気の欠点は、本能のままにセックスをするわけですから、当然避妊
などは考えませんし相手の状態を確認する訳ではないとので、無理矢理の
挿入で女性器に裂傷を負わせたり、無意識に手荒らな自慰行為をしていた
男性はペニスに傷が耐えなくなったりというように、心だけでなく体をも
傷つけてしまうことも問題のようです。

治療薬自体はすでに確立しているようですから、もし不安な部分があれば
精神科を受診して、なんらかの問題があるのかをチェックしてもらう事が
重要なのかもしれません。

症例は少なくても、世の中にはいろいろな病気があるものです。